2020年04月15日

【書評】再掲2020年3月8日 『狂うひと』梯久美子@新潮社

わたしのもう一つのブログから再掲する。ご覧いただきたい。
・・・・・・・・・・・・・
狂うひと20200308_144129.jpg

雨の日は読書に限る。
『狂うひと』を読み返している。
重たい内容で、読み進めるのがつらくなるほど。
前に一度読み終えたが、間をおいて、いままた頁を繰っている。
『死の棘』の島尾敏雄の夫人、島尾ミホの評伝。
息苦しい内容だが、引き付けられるものがある。
ゆっくりとよみたい、本である。

posted by mayako at 22:23| 東京 ☀| Comment(0) | 書評、その他感想さまざま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【書評】再掲2019年11月27日 「原田マハの美術関連小説」

わたしのもう一つのブログから書評を再掲する。ご覧いただきたい。
・・・・・・・・・・・
キュレーターでもある作家・原田マハさんの小説を続けて読んでいる。
美術館勤めをしていたということもあり、得意中の得意のジャンルにちがいない。
さまざまな画家をとり上げているが、最新刊『美しき愚かものたちのタブロー』も、興味深い。
ご存じのとおり、松方コレクションにまつわる壮大な物語。
一人の画家でなく、コレクションを取り巻く人々が主役だ。
小説を読みながら、松方コレクションのなかのそれぞれ絵を思い浮かべることができる、という面白さもある。

posted by mayako at 22:16| 東京 ☀| Comment(0) | 書評、その他感想さまざま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【書評】2017年8月27日投稿分 再掲『尾崎まゆみ歌集』現代短歌文庫132@砂子屋書房

20170827_165032.jpg20170827_184622.jpg


わたしのもう一つのブログから2017年投稿分を再掲する。タイムラグはあるが、ご覧いただきたい。
・・・・・・・・・・・
早稲田大学の同級生で、歌人の尾崎まゆみさんから歌集を送っていただいた。
もう何冊も歌集を出している、歌壇の重鎮のひとり、と言っていい存在だ。

大学時代から存在感があった。確か卒論は某詩人を選んだと記憶している。
その当時から「言葉」にたいしての感覚は鋭敏であった。
大学卒業後、神戸に住んで、塚本邦雄に師事し才能を開花させていったようだ。

ようだ、というのは、大学卒業後、しばらく交遊が途絶えていたから。
わたしはわたしで小説家を目指しながら、いろいろな方向性を探って、忙しかったからである。

あるころから、年賀状のやりとりが始まった。
彼女とおなじ歌人として活躍している早稲田の同級生鹿取未放さんとは親しく付き合っていたから、
鹿取さんから、尾崎さんの情報を得ていた。
一昨年であったか、東京で短歌関係のシンポジウムがあり、神戸から上京した尾崎さんと久しぶりに一言言葉を交わした。
会えば、大学時代と変わらない雰囲気で、40年あまりの「時」が吹っ飛んでいくようだった。

さて、本題。
今回の作品集は、現代短歌文庫のなかの一冊。素晴らしい活躍である。

本を開く前、最初の一首が何か。気になった。
もし、私が本を編むなら、最初の一首を何にするか。選びに選ぶからだ。

 『微熱海域』のなかの「協和音」の一首

  協和音 息をひそめて迎へたるさつきまつ
  花たちばなの香を

書き言葉と、音と、匂い、が満ちている一首であった。


☆藤沢摩彌子websiteはこちらから
↓ ↓ ↓
posted by mayako at 22:00| 東京 ☀| Comment(0) | 書評、その他感想さまざま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月06日

パラソルを広げて

四月になってからも外出自粛の日々。
ひさしぶりにパラソルを広げた。
晴れた日は、やわらかな風に吹かれてみるものいい。
心身ともにリラックスできるように努めている。
皆さま、ご自愛を!
posted by mayako at 16:26| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月01日

ディーヴァ! ディーヴァ!

花束20170511_100004.jpg

マリア・カラスに心酔していることは、私を知る方なら、ご存じのこと。
私なりのカラスを書きたい、と思い続けて二十数年経っている。
その間に、お能の近藤乾之助先生に出会い、魂を奪われた。四年半にわたり先生の芸談聞き書きを続け、上梓。
また、ある大女優の評伝を書くべく取材をはじめたり、と寄り道をしてきたが、今年こそ、マリア・カラスについての記述をまとめたい、と考えているところだ。

私にとってのディーヴァはマリア・カラス!

それは揺るがないけれども、カラス亡きあと、心に響く名ソプラノがいる。

正確には、いた、というべきか。
昨年2019年9月30日天に召されたからである。

ジェシー・ノーマン。
享年74。
圧倒的な歌唱は、胸を突きさすようだった。
カラスを聴き、ノーマンを聴き、本日も一日が終わっていく。

※いま聴いている曲は、ジェシー・ノーマン「Samson and Delilah」1987

posted by mayako at 23:03| 東京 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする