2017年06月18日

あじさいの花

しばらくぶりの投稿である。
5月は美術館めぐりや奈良・『談山能』を楽しんだ。
それぞれ素晴らしいものだったので、個別に書く時間があれば、書きたいと思う。
6月になって最初に思い起こしたのが、ずいぶん前にもブログで紹介した伊東静雄の詩であった。
「水中花」という素晴らしい作品である。
そして、街なかにはあじさいが咲く季節になった。
突然、という感じで、大柄で華麗な花が出現する。
あじさいは、その色も変化に富んで、見飽きることがない。
ドレスアップした女性の重たげな髪飾りのようでもある。
(以下の写真は咲き始めの麻布十番付近のあじさいの花)
20170530_174320.jpg

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2017年05月01日

近藤乾之助先生三回忌

本日五月一日は、近藤乾之助先生のご命日であった。
早いもので三回忌を迎えた。
いまも日々、先生の端正な舞姿を思い出している。
練り絹を思わせるしっとりした声がよみがえってくる。
夢でお目にかかることもある。
なつかしさで、目覚めることもある。
能楽界の至宝を失ったさびしさをしみじみ感じる、今日この頃である。


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2017年04月04日

「現代の名碗」展を回顧する

20170404_122114.jpg

昨日、林屋晴三先生の訃報を掲載した。
いまもって、忘れられない展覧会がある。そのときの図録を取り出してみて、ふたたび素晴らしさを思い返している。
2013年9月にホテルオークラ東京にほど近い菊池寛実記念 智美術館で開催された「現代の名碗」展。
サブタイトルに「川喜田半泥子、加藤唐九郎、金重素山、三輪壽雪、岡部嶺男、鈴木蔵、樂吉左衛門から現代作家まで」とある。図録の表紙写真をアップしたい。川喜田半泥子の粉引き茶碗 銘「雪の曙」である。
この写真一つを見ても、あのときの感動がよみがえる。
素晴らしいものを見せていただいた。
ありがたいことであった。

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2017年04月03日

【訃報】林屋晴三先生死去

林屋晴三先生が亡くなられた。4月1日のことだったという。
享年88。
いつかお目にかかりたいと思っていた方であった。
つてはあったが、機会に恵まれなかった。
陶磁器研究の第一人者。
茶碗好きのわたしにとっては、大きな存在であった、
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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2017年03月31日

あこがれの「汝窯青磁」@大阪市立東洋陶磁美術館

汝窯青磁20170330_174236.jpg

大変ご無沙汰してしまった。
三月は、中旬から下旬にかけて長い風邪に悩まされた。
思いがけず長引いてしまったが、振り返って印象に残った出来事を書いてみたい。

3月7日から9日まで、関西へ出かけていた。
タイトルにあるように、大阪市立東洋陶磁美術館へ台北の國立故宮博物院所蔵の「汝窯青磁」を観に出かけたのである。
北宋時代の「天青色」。
この色を、この目でどうしても見ておきたかった。

「汝窯青磁」は、通常の緑がかった青ではない。ブルーグレーのもっともっと淡い色。白と薄青のまじりあった色。透明感があり照りもあって、魂が引き込まれそうなほど深い色であった。

「人類史上最高のやきもの 海外初公開、初来日。」
パンフレットには、そう記されている。

すでに3月26日に今回の会期は終わっているが、もし次の機会があるならば、もう一度拝見したいと願っている。


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