2021年02月13日

今からオンエア!映画人・岡田裕介氏を偲んで

東映の会長でいらした岡田裕介さんが昨年11月18日に急逝されたことは、記憶に新しい。
わたしも、大変ショックを受けた一人である。
まだ若い映画界の巨星を失った損失は計り知れない。

岡田裕介さんを偲ぶ映画が本日連続して放映される。
CS放送の日本映画専門チャンネルで、いまから10分ほど後18時30分からスタート。
デビュー作となった『赤頭巾ちゃん気をつけて』から、プロデューサーとしての代表作『動乱』。主演作『吶喊』。出演作『しなの川』。

お知らせがギリギリになったが、ほどなく始まるので、ぜひご覧いただきたい。
posted by mayako at 18:18| 東京 ☀| Comment(0) | 映画関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月25日

映画『動乱』1980@東映

二・二六事件つながりで、映画を数本見続けている。
木暮実千代さんが出演された映画『叛乱』のことは、すでに書いた。
今宵は、東映の岡田裕介氏を追悼して放映された映画『動乱』について。

録画しておいたものを見たが、事件を軸にしながらも、高倉健と吉永小百合をメインに男女の思いの深さを描いている。
第一部、第二部と、分けているのは、時間が長いせいだろうか。
映画自体は、1954年の『叛乱』のほうが、よいように思った。

木暮実千代さんを描いた本『絢爛たる女優』二作のなかの柱の一つである激動の昭和史を物語る二・二六事件について、時期が迫っていることもあって、ブログや、フェイスブック、インスタグラムなどでいろいろ書いているが、大学時代の友人から関連する話を耳にしたので、あとで記したい。

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2021年03月19日

森雅之生誕110年「孤高のダンディズム」@神保町シアター

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記載が遅れたが、いま神保町シアターで森雅之の映画を上映中だ。
生誕110年という節目の年の上映企画。
観たい映画はたくさんある。
緊急事態宣言も21日で解除となる予定。
春めいてきたが、十分コロナに気を付けて、出かけてみたい。
posted by mayako at 01:24| 東京 ☀| Comment(0) | 映画関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月16日

映画『浮雲』@神保町シアター

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神保町シアターで森雅之生誕110年を記念し出演映画を上映していることは、前に書いた。
森雅之という俳優の芸域の広さを感じさせるプログラムの豊かさ。名作が並ぶ。
いままで、すで七作品を鑑賞したが、なかでも、4月15日に観た『浮雲』が秀逸。主演の森雅之、高峰秀子も素晴らしいが、成瀬巳喜男の演出が見事であった。音楽もいい。仏印から日本に帰ってきた男女のもつれるような愛憎、そして仏印という戦時中の外地の風景を音で感じさせる斎藤一郎の音楽のセンスは抜群。すべてに秀でて、2時間4分という長さを感じさせなかった。林芙美子原作。1955年東宝。

続けて観た1964年日活の『帰郷』は、大佛次郎原作『帰郷』の二度目の映画化。1950年松竹で映画化された作品が名作だっただけに、今作は、原作を大きく変えた脚本に無理があった。
主軸を娘(吉永小百合)に据えて描き方に工夫を凝らそうとしたのだろうが、成功しているとはいいがたい。
森雅之、高峰三枝子、吉永小百合、高橋英樹、渡辺美佐子ほかの出演。
(ちなみに、1950年の『帰郷』は木暮実千代の代表作。佐分利信、山村聰、津島恵子、三宅邦子、柳永二郎ほか、脇役陣に至るまで、大佛次郎の傑作を映像に写し取って出色の出来栄えであった。)

最後に観たのは、『楊貴妃』。1955大映。溝口健二監督作品。森雅之、京マチ子。昔の中国を描いているため、さまざまな考証が大変だったろう。美術監督が水谷浩。溝口作品では、『雪夫人絵図』での美術の見事さが忘れられない。この『楊貴妃』でも、美術に苦心のあとが見えた。
大作といっていいが、中国を舞台にしていることの難しさも感じさせられた。

一日で三作品を観たことになる。さすがに疲れたが、『浮雲』をたっぷり堪能できたことが何よりの収穫であった。
『浮雲』は超お勧めだが、4月16日(金)14時15分の一回を残すのみである。
(写真は、神保町シアターパンフレットより)

posted by mayako at 01:40| 東京 ☀| Comment(0) | 映画関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする