2021年02月28日

二月も終わりぬ

賢崇寺入口20210222_212711.jpg

短い月だが、私にとっては長かった二月が、あと数時間で終わる。
二月は大切な月。
毎年、こころ騒ぐ月である。

二・二六事件については、私の本『絢爛たる女優ー木暮実千代の生涯』『絢爛たる女優ー小説 木暮実千代』のなかで、かなりの頁を割いて記述していることは、以前から書いてきた。木暮実千代を取材して、夫君和田日出吉がこの事件と深く関わっていたことを知ることとなって以来、二月は、特別な月になったのだった。

本をお読みいただきたい、という思いを込めて、フェイスブックにも、この事件のことを紹介した。
そして、本を丁寧に読んでくれた大学時代からの友人で、歌人の鹿取未放さんが、フェイスブックの私の投稿に、こんなコメントを書いてくれたので、紹介したい。(転載許可済)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

(以下、鹿取さんの投稿記事の転載)

 この事件の首謀者の一人栗原中尉は、歌人齋藤史の幼なじみでした。同じく歌人である父斎藤瀏は予備役少将で、反乱軍を援助したとして  禁固5年の刑となり、入獄しました。
 栗原たちが処刑されたあと、史はたくさんの関連する歌を作っています。

 春を断(き)る白い弾道に飛び乗つて手など振つたがつひにかへらぬ
 暴力のかく美しき世に住みてひねもすうたふわが子守うた
                   斎藤史『魚歌』(1940年刊)
 額(ぬか)の真中(まなか)に弾丸(たま)をうけたるおもかげの
    立居に憑きて夏のおどろや

(転載記事は、以上)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

友人のコメント投稿で、歌人の齋藤史さんと栗原中尉との接点がわかった。また、栗原中尉の父上が、歌人であったことも、あらたにわかった。
本を出すということは、新しい発見に出合うことでもある。
友人に感謝、である。

最後に、冒頭の写真について記す。
二・二六事件で処刑された人々が眠る寺の入り口付近の写真である。
元麻布にある寺へ続く坂。
まったく偶然だが、私の家から六本木へ向かう途中に、その寺があることを知ったときの驚き!
思いがけない導きであるような気がしてならない。

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posted by mayako at 22:14| 東京 ☀| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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