2019年11月12日

【書評】レダの靴を履いてー塚本邦雄の歌と歩く』@尾崎まゆみ

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大学時代の友人尾崎まゆみさんの歌論集『レダの靴を履いて』(書肆侃々房/1800円+税)が好評のようだ。
副題に「塚本邦雄の歌と歩く」とあるように、師は塚本邦雄である。
塚本の歌と出会ったのは、著者の運命であったろう。難解で独特な感覚をもつ塚本短歌。そのわかりにくいとされる短歌の底にながれる「意味」はもちろんのこと、「音」「色彩」「風合い」、そして「匂い」までも、平易な文章で読み解いていく著者の情熱と力量に敬意を表したい。
来年は塚本邦雄生誕100年。よい記念の書になった。

  ゆきたくて誰もゆけない夏の野の
  ソーダ・ファウンテンにあるレダの靴
          塚本邦雄(『水葬物語』寄港地)
posted by mayako at 00:20| 東京 ☀| Comment(0) | 書評、その他感想さまざま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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