2018年06月06日

【感想】現代に通じる名品!木暮実千代主演『帰郷』@シネマヴェーラ渋谷

本日6月6日(水)雨のなか、シネマヴェーラ渋谷へ出かけてきた。
映画『帰郷』を見るためである。
昨日このブログに書いたように、大画面で見る機会があまりないため、しっかりと目に焼き付けてきた。
木暮実千代の代表作のひとつである『帰郷』は、1950年松竹製作。大庭秀雄監督作品。原作は大佛次郎である。日本芸術院賞受賞という名作だ。
原作がしっかりしている上に、脚本もいい。そして、役者が揃った。木暮実千代、佐分利信、山村聰が三本柱で複雑な内面を重厚に演じ切っている。津島恵子が可憐な娘役で花を添えていた。
音楽も効果的。音楽担当二人のなかに既知の黛敏郎の名前があった。ドラマを盛り上げるための音楽的工夫も随所に凝らされていることに、今回気づいて、はっとさせられた。
木暮実千代の美しさはいうまでもない。妖艶な大人の女性の色香を品よくにじみだすことができる女優だ。撮影時32歳。いまの女優にこれほどのムードをまとった女優がいるだろううか。
『帰郷』は、古い映画だが、まったく古びていない。現代に通用する名品とは、こういう映画を言うのである。
posted by mayako at 22:18| 東京 ☔| Comment(0) | 映画関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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