2011年10月09日

待望の能『高野物狂』@宝生能楽堂10/9

久しぶりに近藤乾之助先生の能を堪能した。
緻密でありながら奥行きのある独特の世界が、舞台一面に広がった。

思えば、今年はじめての先生の能である。

しかし、長い療養のための舞台との隔たりなど、まったく感じさせないほどの充実ぶりは、完全復活を告げていた。
声に気韻と張りがあり、澄み渡る秋の月を思わせるのびやさ。
とくに高音は、たとえようもなく美しかった。

さすらう男、思いつめる男。にじみ出る濃やかな情愛。
だれにも真似できない、近藤乾之助先生の能『高野物狂』。

2011年10月9日は、忘れられない日となった。





posted by mayako at 22:42| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめてコメントいたします。近藤先生のお能を本当に心待ちにしていました。大変素晴らしいお舞台で引き込まれました。次のお舞台がいつか教えてくださいませんか?

Posted by 秋月 at 2011年10月19日 12:54
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