2017年05月01日

近藤乾之助先生三回忌

本日五月一日は、近藤乾之助先生のご命日であった。
早いもので三回忌を迎えた。
いまも日々、先生の端正な舞姿を思い出している。
練り絹を思わせるしっとりした声がよみがえってくる。
夢でお目にかかることもある。
なつかしさで、目覚めることもある。
能楽界の至宝を失ったさびしさをしみじみ感じる、今日この頃である。





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2017年04月04日

「現代の名碗」展を回顧する

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昨日、林屋晴三先生の訃報を掲載した。
いまもって、忘れられない展覧会がある。そのときの図録を取り出してみて、ふたたび素晴らしさを思い返している。
2013年9月にホテルオークラ東京にほど近い菊池寛実記念 智美術館で開催された「現代の名碗」展。
サブタイトルに「川喜田半泥子、加藤唐九郎、金重素山、三輪壽雪、岡部嶺男、鈴木蔵、樂吉左衛門から現代作家まで」とある。図録の表紙写真をアップしたい。川喜田半泥子の粉引き茶碗 銘「雪の曙」である。
この写真一つを見ても、あのときの感動がよみがえる。
素晴らしいものを見せていただいた。
ありがたいことであった。
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2017年04月03日

【訃報】林屋晴三先生死去

林屋晴三先生が亡くなられた。4月1日のことだったという。
享年88。
いつかお目にかかりたいと思っていた方であった。
つてはあったが、機会に恵まれなかった。
陶磁器研究の第一人者。
茶碗好きのわたしにとっては、大きな存在であった、
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
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2017年03月31日

あこがれの「汝窯青磁」@大阪市立東洋陶磁美術館

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大変ご無沙汰してしまった。
三月は、中旬から下旬にかけて長い風邪に悩まされた。
思いがけず長引いてしまったが、振り返って印象に残った出来事を書いてみたい。

3月7日から9日まで、関西へ出かけていた。
タイトルにあるように、大阪市立東洋陶磁美術館へ台北の國立故宮博物院所蔵の「汝窯青磁」を観に出かけたのである。
北宋時代の「天青色」。
この色を、この目でどうしても見ておきたかった。

「汝窯青磁」は、通常の緑がかった青ではない。ブルーグレーのもっともっと淡い色。白と薄青のまじりあった色。透明感があり照りもあって、魂が引き込まれそうなほど深い色であった。

「人類史上最高のやきもの 海外初公開、初来日。」
パンフレットには、そう記されている。

すでに3月26日に今回の会期は終わっているが、もし次の機会があるならば、もう一度拝見したいと願っている。



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2017年03月06日

通し狂言『伊賀越道中双六』@国立劇場

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素晴らしい歌舞伎を見た。
遠し狂言『伊賀越道中双六』。

平成26年12月の公演が、歌舞伎で初めて「読売演劇大賞」を受賞した。
その待望の再演である。

わたしは平成26年12月17日に、この公演を見ている。
このときも素晴らしい内容で心に残ったのだったが、今回はさらに練り上げられていた。

本日この舞台を見て思ったことは、吉右衛門の名演もさることながら、脇役陣すべてが見事であったことである。
バランスのとれた全体力で勝ち取った「読売演劇大賞」であったことだろう。
なかでも、中村雀右衛門がよかった。襲名後、安定した演技が続いているようだ。

国立劇場開場50周年記念公演の掉尾を飾る珠玉の舞台であった。
posted by mayako at 19:18| 東京 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする