2021年01月21日

伊東深水の美人画

1月19日(火)夜「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)が放映された。
古いモノが好きなのでいつも見ている番組だが、所用あって開始時間を失念してしまっていた。
あっと気づいてテレビの電源を慌てて入れ、チャンネルを合わせると、最後の依頼人が登場してきたところだった。
鑑定依頼品は、女優・京マチ子をモデルにした伊東深水の絵であった。

伊東深水といえば、拙著『絢爛たる女優ー木暮実千代の生涯』ならびに『絢爛たる女優ー小説 木暮実千代』二冊の表紙に使用した『婦人像』の作者だ。木暮実千代をモデルに書いた絵は、三点。その一つ、山種美術館所蔵の絵を借りたのである。

さて、テレビに登場した京マチ子をモデルにした絵の値段は、五百万円!
昭和30年ころの深水の絵の特長が出ている、とは鑑定士の弁。
当時日本橋高島屋で開催されていた「宋磁」の力強い美しさに触発されて描かれた絵のひとつ、という。
テレビに登場した京マチ子をモデルにした絵は、人物の輪郭線がやや太く強い。
深水の絵に『宋磁』という群像を描いた作品があるが、おなじようメリハリの利いた強い印象を受ける。

木暮さんをモデルにした深水の絵は、昭和32年に描かれたものだ。
同じ深水の美人画でも、これほど違うものか、と思ってテレビを見ていた。
木暮さんをモデルにした絵は、きりっとしてシャープな線ながら、どこかやわらかな印象を与えてくれるようだ、とは美術愛好家でもある私の感想である。
posted by mayako at 02:37| 東京 ☀| Comment(0) | 木暮実千代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月17日

26年目の鎮魂

阪神・淡路大震災から26年がたった。
あっというまの歳月だったように思う。
あの日の記憶が生々しい。
後輩の女性が、その日の朝、神戸にいたということが、少しあとでわかった。
ご主人の地方勤務に合わせて、東京の自宅と赴任先の神戸を行ったり来たりしていた彼女は、そのとき神戸のマンションで被災したという。
命にかかわることはなかったが、家財がめちゃくちゃになった、と聞いた。家のなかで家電製品が乱れ飛んだ、大切に集めた食器類もすべて壊れた、という。心の衝撃も含めて、どれほど大変だったか・・・。
価値観が変わりました、と後日、そっと話してくれた。

6434人という多くの犠牲者を出した、この日のことを忘れない。
忘れてはならない。

1月17日は、鎮魂の日。
今年も、心静かに、祈りを捧げている。
posted by mayako at 23:14| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月11日

【能楽】1.10宝生会初能@宝生能楽堂

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宝生会月浪能特別会に出かけてきた。
今年の初能である。
初春らしく、きものを着ていこうか、とも思ったが、コロナ禍ということもあり、身動きのしやすい洋服で身を固めてみた。

「翁」は上演中入場不可につき、いつもより早めに出かけたものの、入り口に長蛇の列。感染症対策のため、入場に時間がかかっているようだった。
本日は満員御礼。
急な緊急事態宣言発令のため、市松模様の配席ではないが、注意喚起のアナウンスが繰り返されるなど、ぴりぴりした中での開催。
能は、いずれも、見事であった。

また、写真にもあるが、以前の「月並能」から、本年より「月浪能」と表記を変えている。。
気分一新、といったところだろうか。いろいろと新しい試みをしているようである。
posted by mayako at 00:03| 東京 ☀| Comment(0) | 能楽関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月09日

【映画情報】木暮実千代出演『瞼の母』

木暮実千代の名演技が光る名作映画『瞼の母』(1962年/東映)が明日1/10(日)19時半から時代劇専門チャンネルでオンエアされる。
CS放送だが、ご覧になれる方、必見。加藤泰監督。長谷川伸原作。中村錦之助(のちの萬屋錦之介)主演。ぜひご覧を!
posted by mayako at 23:27| 東京 ☀| Comment(0) | 木暮実千代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

木暮実千代主演作品ベスト3

木暮実千代を書いた本を二冊出している。
『絢爛たる女優ー木暮実千代の生涯』と『絢爛たる女優ー小説 木暮実千代』である。
すでに、何度も書いているが、関東圏では、六本木 蔦屋書店が独占販売中。六本木 蔦屋書店ではオンラインストアでも販売がスタートしている。地方の書店は、盛岡・東山堂、北上・東山堂北上店、一関・北上書房、下関・梓書店で好評販売中だ。

木暮実千代の映画は生涯350本以上といわれているが、そのなかで、ベスト10を選んで、『絢爛たる女優ー木暮実千代の生涯』のほうに、書いている。そのなかでも三作品について、本のなかでも特に多く頁を割いている。ベスト3ということになる。
第一位は二作ある。なので、二位はなくて、次は三位となる。
さて、私は、どんな作品を選んだのか。
そして、皆さんは、どんな作品を思い描くことだろう。

本をお読みいただけるとわかるが、これまで、ブログにも書いてきた作品ばかりなので想像してみていただけるとうれしい。

posted by mayako at 02:31| 東京 ☀| Comment(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする